読点「、」をうまく活用して読みやすさをアップしよう

気になると意外と難しい読点。読みやすくなるポイントをまとめました。

~例文~

改善前

●当社では、個人情報保護のため名前は伏せている。
●福岡、大阪、名古屋に、出張で回ってくる。
●私はそれでいいと思っていた。しかし彼はもう一度、作り直してくれた。

改善後!

●当社では個人情報保護のため、名前は伏せている。
●福岡、大阪、名古屋に出張で回ってくる。
●私はそれでいいと思っていた。しかし、彼はもう一度作り直してくれた。

 

正しく読点「、」を打つために以下の5つのポイントを覚えましょう。

ポイント1:主語の後に打つ

例:K社は、今期社員増の予定です。私は、母に感謝した。

 

ポイント2:文と文をわけるところに打つ

例:私は部長に昨日の商談の内容を伝え、佐藤さんは今月の売上見込みを報告した。

ポイント3:並列関係にある語句の後に打つ(ただし、最後の語句の後はなし)

例:その商品は北京、上海、香港で販売されている。

ポイント4:修飾語がどこにかかるか、わかるところに打つ

例:1万円の時計のベルトを選んだ。→1万円の時計の、ベルトを選んだ。(「1万円の時計」が「ベルト」を修飾。/1万円の、時計のベルトを選んだ。(「1万円の」が「ベルト」を修飾。

ポイント5:接続詞の後に打つ

例:私はダイエットをして3カ月で10kg減量した。しかし、あっという間にリバウンドだ。