インスタグラマー紹介記事の考え方

インスタグラムアカウントを紹介する記事の考え方について解説します。

紹介記事の考え方について

「無駄な記事は1記事も作らない」

これがSelfimメディアの基本方針です。

だったら、キーワードを狙わない「紹介記事」など不要では?

一見するとそう思いがちですが、もちろん、紹介記事にも役割があります。

それが「被リンクの獲得(リンクベイト)」と「Google以外からのアクセス」流入です。

人々の感情を動かし、シェアを生み出す。

そのためには、

  1. 紹介された人の自尊心を満たし、自分の名刺代わりにしてもらえるような自己紹介ページをプレゼントすること。
  2. 記事内に適度に巻き込みを起こす仕掛けを施す(愛用品、関係団体の紹介と発リンク)
  3. 記事を読んだ人には、「同年代でこんな素敵な人がいるなら自分も頑張ろう」というモチベーションを届けられること。

この3点が必要と考えています。

Selfim紹介記事の3か条

【Selfim紹介記事の3か条】

 

  1. ただ容姿、外見、肩書のステータスを褒めちぎって終わるだけの記事にはしない。
  2. その人の価値観や主義、生き方、ストーリーが垣間見える記事になっていること。
  3. 記事を読んだ人がモチベートされ、相手をフォローしたくなる読後感になっていること。

紹介記事作成においては、これを忘れないようにしてください。

被リンクが欲しければ、まずこちらから発リンクすること

Instagramで例えるとわかりやすいのですが、この考え方はフォローバック狙いで先にこちらから相手をフォローするのと同じことです。

わざわざ営業をかけなくても、自分の媒体で先に紹介することで、記事で紹介されたインスタグラマーを介して相手先にも伝わります。

もしもリアクションがない場合には、そこで初めて連絡をとれば大丈夫です。

以下は例文です。

弊社媒体で御社サービスをご紹介させていただいたのですが、差し支えなかったでしょうか?

URL:https://selfim.jp/△△△

もしも不都合がございましたら早急に対応いたしますので、ご指摘くださいませ。

以上、事後報告となり大変失礼いたしました。

Selfim編集部

このような内容をインスタのDMから送りましょう。

 

準備するもの

Google Chrome

拡張機能を使用するため必要です。

Linkclump

任意のリンクを一括で開くことができる無料ツールです。

https://chrome.google.com/webstore/detail/linkclump/lfpjkncokllnfokkgpkobnkbkmelfefj

マインドマップ

マインドマイスターかXMind

リサーチ結果を貼り付けておくと、トピック分けなど編集がおこないやすくなります。

Linkclumpの設定

Linkclump

https://chrome.google.com/webstore/detail/linkclump/lfpjkncokllnfokkgpkobnkbkmelfefj

上記をクリックして、 Chrome拡張機能から追加。

そのままだと、使いにくい場合もあります。 Chromeの上段に追加された「ネギ」マークを右クリック→オプションで開く。

初期設定が「Z」マークを押しながら「マウス左ボタン」になっています。

マウス操作ならこのままでもOKでしょう。ただしノートパソコンやMACなど「タッチパッド」の場合、動かない場合があります。

適宜使用しやすいようにしましょう。

私は、「Shiftボタン」+「Left」にしています。

変更したら最後にSaveボタンを押して設定完了です。

リサーチ方法

リサーチするときに、ざっくりでいいので投稿者の

  • 投稿内容
  • #ハッシュタグ
  • プロフィール

をみておきましょう。投稿者の趣味趣向や交友関係がわかります。

時系列で投稿を追っていく

1番最初の投稿からリサーチしていきましょう。

そうすることで、投稿者の成長やイベント関連の情報が理解しやすくなります。

具体的なリサーチ方法

事前準備したLinkclumpを使用します。

投稿画面をLinkclumpの枠で囲っていきます。最大で33投稿を一気に開くことが可能です。PCのメモリ環境に合わせて開くようにしましょう。

開いたら投稿者のTOPページは別Windowにしておくと、切り替えが早いのと、誤って閉じるミスが減少します。

Windowsなら「ALT」+「Tab」でWindowを切り替え可能です。

MACの場合、こちらを参考にしてください。

参考:macでウインドウ切り替えショートカット!winの「Alt+Tab」の代わりは?

マインドマップに保存していく

リサーチで必要な箇所は

  • プロフィール
  • キャプション
  • 投稿日時
  • 投稿URL

です。

プロフィール

キャプションと日時

投稿URL

マインドマップ貼り付け例

このように貼り付けましょう。

すべての投稿を貼り付ける必要はありません

メディアのターゲットユーザーは、40代女性です。

ターゲットユーザーが興味関心をもつ内容を取捨選択して設定していきます。

トピックごとにわけてリサーチ結果をマインドマップに貼り付けていきましょう。

トピックは、リサーチする投稿者によって違いがあるので、最初にざっくりみたときにトピックを考えておくと作業がすすめやすいです。

トピックの参考

  • マインド
  • 理念
  • 価値観
  • 仕事
  • メディア出演
  • 本人写真
  • 交友関係
  • パーティー
  • 美容テクニック
  • 転機
  • 慈善活動
  • プライベート
  • ライフスタイル
  • チャレンジ
  • コンテスト
  • 共感
  • 以外な一面
  • 親近感

リサーチしていくと、個人個人で違ってくると思います。

例)

マインドマップだと、あとで似た内容を集めて大きなカテゴリを設定することも可能です。

記事の執筆

ストーリーを意識しましょう。

イメージだと、TV番組『情熱大陸』のような感じです

下記は、タレントで読者モデルの『りゅうちぇる』さんの番宣用の文章です。読むとストーリーになっているのがわかります。

大ブレイク中の21歳にドキュメンタリー初密着!知られざる素顔に結婚秘話、新たな挑戦まで…”ちぇるちぇるランドの王子様”はいつだって”本気”!!

→タイトル

2016年、彼をTVで見ない日はなかった。派手なメイクにヘアバンド&カラータイツという奇抜なファッション、そして中性的なぶっ飛びキャラクターで一躍時の人となったりゅうちぇる。

→リード文。簡単な紹介。

もともとは東京・原宿のアパレルショップで働いていたが、恋人で人気モデルのオクヒラテツコ(ぺこ)が番組出演する際の”オマケ”としてTVデビュー。当初は何の目的もなく殆どデート感覚での出演だったというが、ファンから届く「りゅうちぇるを見てるとアホらしくて元気が出る」といった言葉に「僕でも誰かのためになれるんだ…」と感激し、以来求められるがままに芸能界を駆け抜けてきた。

→芸能界入りまでのストーリー。経歴。信念。

その突き抜けた個性と存在感により、世間からは時に虚実が入り混じった人物として捉えられがちだが、本人はいたって率直で信念にブレはない。「自分を装いたくない」という理由であえて台本は見ずアドリブで勝負し、番組出演時のファッションも殆どが私服。”ビジネスカップル”と疑われてきたぺことは昨年末に結婚。今やティーンエイジャーのアイコンとして押しも押されぬビッグカップルとなった。

→成功した今。ライフスタイル

“人の目を気にして流されることが何より嫌い”というりゅうちぇる。そこには本当の自分を隠して生きていた故郷での苦しい体験があった…。

→隠された事実。転機。

番組では、昨年末から密着取材を敢行。お馴染みのバラエティー番組の裏側から、スーツにオールバックというイケメンスタイルで初の本格的なダンスに挑戦したCM撮影現場、また熱狂の中迎えられた地元”ちぇるちぇるランド”での初のトークイベントの様子やぺことの貴重なオフショットも紹介する。さらに、2017年から始動するりゅうちぇるの”新たな活動”も本邦初公開。りゅうちぇるは一発屋にあらず!自分の足でたしかに歩く、健気で凛々しいその姿を余すところ無くお伝えする。

→番組内容詳細。

このようになっています。おそらく放送では、→隠された事実。転機。のあとに、

失敗・挫折→乗り越える→現在の活躍→新しい挑戦→エンディング

という流れになるでしょう。

なんとなくイメージできましたか?

引用:https://www.mbs.jp/jounetsu-old/2017/02_05.shtml

次は、『トイストーリー』などで有名なピクサーには、ストーリーライティング22のルールというものがあります。こちらは構成作りのヒントになります。

The Pixar Touch ” Pixar Story Rules “

1.成功ではなく挑戦にフォーカスする

主人公の成功という部分ではなく、諦めずに挑戦し続けるという部分を賞賛すること

2.自分ではなく読者が求めているものを書く

ライターとしての自分が書いていて楽しいものではなく、読者にとって面白いものを書くこと。この2つには、非常に大きな違いがある。

3.テーマの本質を探る

テーマ探しは非常に重要だ。しかし、ストーリーの本質は書き終えてみるまでは、ライターにも分からない。だから、書き終えたらリライト(書き直し)しよう。

4.定番のストーリーラインを抑える

むかしむかし、あるところに・・・。毎日・・・。そんなある日・・・。そして・・・。そして・・・。そしてついに・・・。

5.キャラクターの魅力を伝える

キャラクターをシンプルにして、キャラクターに焦点を合わせて、キャラクター同士の力や魅力を結合させよう。

6.キャラクターに試練を与える

キャラクターは何が得意で何が好きなのだろうか?それと正反対の試練を与えて、キャラクターに挑戦させよう。キャラクターは、その試練にどのように立ち向かうだろうか?

7.エンディングを決めておく

ストーリーの中盤部分を書く前に、エンディングを決めておこう。エンディングを考えるのは本当に骨が折れる仕事だ。だからこそ、前もってやっておこう。

8.より良いものを追求し続ける

ストーリーを書き上げたら、それが完璧になっていなくても公開しよう。そして、また書き続けて、次はもっと良いものを作ろう。

9.アイデアに詰まったらリサーチ

アイデアに詰まったら、”書くべきではない展開”のリストを作ろう。多くの場合、材料を集めれば集めるほど、良いアイデアが湧いてくる。

10.自分の中の常識を破壊する

好きなストーリーから離れよう。あなたのアイデアは、それらのストーリーから大きな影響を受けている。自分のストーリーを書き始める前に、その事実を把握しておこう。

11.アイデアを紙に書き起こす

アイデアを紙に書き起こすと頭の中が整理される。そして、そのアイデアが、あなたの頭から離れなければ、それは素晴らしいアイデアだ。そして、そのアイデアを他人に話してはいけない。

12.一番最初のアイデアは無視する

一番最初に浮かんでくるアイデアは無視しよう。二番目に浮かんでくるものも、三番目に浮かんでくるものも・・・。すると、明確な良いアイデアが浮かんでくる。そして、そうやって最終的に出て来たアイデアに、あなた自身が驚くはずだ。

13.魅力的なキャラクター作りの鉄則を知る

キャラクターにはハッキリとした意見を持たせよう。もしかしたら、あなたは受動的で順応的なキャラクターが好きかもしれない。しかし、そのようなキャラクターは読者にとっては退屈だ。

14.自分の信念を知る

なぜ、あなたは、そのストーリーを伝えなければいけないのだろうか?あなたが、心から伝えたいとおもっている信念はなんだろうか?あなたの信念が、ストーリーの根幹となる。

15.リアルな感情描写をする

もし、あなたがストーリーの中のキャラクターだとしたら、どう感じるだろうか?そうした感情描写の正直さが、非日常的な状況に親近感を与える。

16.キャラクターの背景を作り込む

キャラクターが抱えているリスクや過去は何だろうか?そして、なぜ、そのキャラクターがそうなったのかという背景を作り込もう。もし、そのキャラクターが成功しなければ、どうなってしまうだろうか?キャラクターの挑戦に対して障害を用意しよう。

17.継続した努力!

あなたの努力の全てはムダにはならない。もしうまくいっていなくても、気にせず進み続けよう。そうした経験は、結局あなたの糧となって戻ってくる。

18.自分と向き合う

自分自身を知ろう。自分のベストの力が出ている時と、ただ焦って何もできなくなっている時の違いを知ろう。ストーリーライティングは、あなたを磨くのではなく、あなたをテストする。

19.試練の到来は偶然、試練の克服は必然

キャラクターに偶然、試練が重なることは素晴らしいことだ。しかし、その試練を克服する際には、偶然の要素があると興ざめしてしまう。

20.エクササイズ!

エクササイズ:嫌いな映画を見て、その映画の構成要素を分析しよう。あなたは、その映画を良くするために、どのようにアレンジできるだろうか?

21.人のリアルな心理を知る

自分自身の様々な行動や、その行動を取るにいたった動機を知ろう。ストーリーは、ただかっこ良く書けば良いものではない。

22.ストーリーを一言で表せるようにする

あなたのストーリーのエッセンス(肝)は何だろうか?それを短い言葉で伝えるなら?もし、あなたの中で、これらのことが明確なら、あなたはそこからキャリアを築くことができる。

こちらは、ヤフオクで販売されたペンケースの話

ふつうにヤフオクで購入したら1,000円くらでも落札可能かもしれません。だけどストーリーの力で35,853円で落札されました。

■35,853円で落札されたペンケースに記載されていた話(ヤフオクから引用)

2年前交際していた女性へのプレゼント用に購入したものです。

当時彼女は事あるごとに「学園祭の実行委員だから忙しい」と言っていたため、

学園祭が終わって会えたときに渡そうと考え、9月頃に購入しておきました。

それから1月も経たないうちに、

彼女は学園祭実行委員で仲良くなった他の男と浮気をし、

自分にはメールにてその旨の報告がありました。

当時の私は荒れに荒れ、その勢いで近所のキックボクシングジムに入会しました。

失恋によるあまりの辛さに一時は自殺も考えましたが、

2年間猛練習を積みながら研究室での研究にも死に物狂いで取り組み、

まさに必死に生きてきました。

そして先日、この「必死に生きてきた経験」を面接で赤裸々に語ることで、

以前の自分自身では考えられないような大企業に就職が内定しました。

年末には自身の人生初となるキックボクシングの試合が控えています。

学生生活最後の年ということで、

2年間トラウマとなっていた彼女の思い出を振り切り、

自分自身の新時代の幕開けの第一歩とするべく、今回出品を決断しました。

この商品には私が必死に生きてきた「意志力」、

そして「憎悪や悲しみを優しさに変える力」が宿っています。

我が家で飼っていたハムスターも商品の外箱に触れただけで

充電したてのヒゲ剃りのように元気になっていました。

人生に悩んでいる。許せない人がいる。過去にとらわれている。

そんな方々が前に踏み出す決断をするための助けとなれば幸いです。

外見上は本革の赤いペンケースです。

一切開封していませんでしたので外見は非常に綺麗ですが、

数多の戦場をくぐり抜けてきたベテラン海兵隊員のような頼もしさを感じます。

これが「生きる力」なのでしょうか。

状態の感じ方には個人差があることをご理解の上、

ノークレーム、ノーリターンでお願い致します。